間口は、わずか4m、奥行20mという細長い敷地に加え、名古屋市内の住宅地にありがちな、高さ制限、近接する南側建物など厳しい条件のなか親子2世帯の5人が暮らすためのお宅です。
お客さんからは、風通しがよく明るく開放的にして欲しい。そして大好きなイタリアンモダンの角が映える空間にしてほしいとの御要望で計画がスタートしトンガリ屋根のモダンな木造3階建てになりました。
3階から吹抜けを通して導かれた光と風は、2階LDKの隅々にまで行き渡ります。オープンな階段、全て引戸にして、視線が抜けるなど工夫し、空間の繋がりが強く感じられ、この狭小敷地に想像以上の快適な空間ができました。